フェイスブックが導入とされる仮想通貨は市場にどう影響するか

「フェイスブック」がいよいよ「仮想通貨を発行するのではないか」という話が大きな話題になりつつあります。

同社ではしきりにペイパル出身者を集めているようで、現在50名いるプロジェクトメンバーのうちなんと20名がペイパルの出身者ということですから、相当な力の入れようで、米系メディアの報道によれば今年7月から9月には独自のトークンを立ち上げる可能性が高いといいます。

現在同社では法定通貨と連動するステーブルコインを開発しているといった報道もでており、なんらかの動きが今年後半にいきなり市場に現れることが期待できそうです。

ポイント制でフェイスブック上の利用者滞在時間を増やすのが狙いか

一般的にはこうしたSNSサイトをもっているところならばその中での金銭的消費をすべて独自の仮想通貨により決済することがまず頭に浮かぶわけです。

しかし、それにとどまらずフェイスブックは広告表示の対価としてユーザーがポイント制のトークンを取得できるようにする計画もあるようで、自社のサービスへの滞在期間を増やすのが目的になる可能性もでてきているようです。

いずれにしてもこうしたサービスビジネスにおける仮想通貨は投機目的ではなく消費や決済目的に重きが置かれることが多くなるため、既存の投機市場一本やりの仮想通貨マーケットとは異なる動きが示現するかの可能性もありそうで、仮想通貨市場が大きく開けてくることも期待できそうです。

現状では個別のサービスプロバイダーが自社に有利になるようなトークンの発行をそれぞれ画策しているわけですが、やがて近い将来にはそれがどれか特定の通貨に収れんされていることは容易に予想できます。

世界的に大量のユーザーをかかえるフェイスブックが、まずその手のトークンを確立しほかの業態を取り込んでメジャーになっていくという可能性はかなり高そうです。

結局のところ「雨後の竹の子」のように出回っている仮想通貨もどこかでこうした統合時期がやってくることから、それまでにどの通貨を保有していることが有利なのかを相当考える時期が到来することになりそうです。

現状では先に仮想通貨ありきの発行が進んでいるわけですが、気が付くとサービスプロバイダー主体で仮想通貨の発行が進みメジャープレーヤーへと昇格して市場を席捲する時代がくることも視野に入れておくべき状況になっているようです。

仮想通貨の進化はまだまだ続きそうです。

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